2024年10月31日
2019年12月8日
2017年8月5日
8月3日にはワンネスコンサルティング様主催のセミナー
「広告費や営業コストをかけずにできる中小企業のコンテンツマーケティング」
で講師をさせていただきました。
ある受講者の方は、
「コンテンツマーケティングは範囲が広い」とおっしゃっていました。
私も資料作成の中で、そのことを実感しました。
その中で、何からやればよいのか、どうすればよいのかと、
悩んでいる方も多いのではないかと思います。
セミナーでは、そのようなお悩みに対して、
どこを優先して、どのような手順で着手すればよいのか、
ということを解説させていただきました。
また、別の受講者からは、
「コンテンツマーケティングの全体像がわかりやすくまとまっている」
と評価していただきました。
実は、私自身がコンテンツマーケティングについて調べる中で、
全体像がわかる資料がなかなか見つからなかったため、
中小企業向けコンテンツマーケティングの全体像をまとめようと、
いろいろな資料を参考に、独自に考察してまとめたという経緯があります。
セミナーでお伝えした内容が、
皆さんのコンテンツマーケティングの役に立つと幸いです。
終了後にはある受講者から、
別のところでセミナー講師のご依頼もいただき、ありがたく存じます。
弊社はセミナー講師のご依頼にも応じさせていただきます
(無料か有料かはご依頼内容によります)。
ご関心がある方はご相談いただけると幸いです。
なお、今年度の残りのセミナー予定は次の通りです。
2017年12月7日(木)15:30-17:30
「広告費や営業コストをかけずにできる中小企業のコンテンツマーケティング」
http://www.oneness-consulting.com/seminar/data/000728.php
2018年2月6日(火)15:30-17:30
「広告費をかけずにマスメディアにとりあげられる広報・PRノウハウ」
http://www.oneness-consulting.com/seminar/data/000742.php
いずれも会場は
プレス・トーク会議室
〒460-0008 名古屋市中区栄2-2-17 名古屋情報センタービル8F
よろしければ参加をご検討ください。
2016年9月6日
あるクライアントでは、新サービスの利用者が徐々に増えているようです。
弊社は同社のPRに携わらせていただき、その結果、
これまでに何度か、業界紙を中心に記事が取り上げられました。
業界紙に掲載されても、すぐに利用者が増えることは想定しにくいです。
ところが、ある部分では、早くもPRの効果が顕著に表れているようです。
それは、法人からの問い合わせです。
そのクライアントのサービスが業界紙の記事にとりあげられるたびに、
記事を見た法人の担当者から問い合わせが寄せられているようです。
業界紙は、一般の方にはなじみのない媒体ですが、
それぞれの業界では、関心をもって読まれる方も少なくありません。
法人との取引を増やしたい企業にとって、業界紙へのPRは有効な施策です。
このクライアントを通して、改めてそのように認識させられました。
2016年5月3日
私は先日、名古屋で開かれたものづくりの展示会を見学して気づいたことがあります。出展していたBtoB製造業・生産財メーカー、例えば工作機械や金属加工の企業などで、競合優位性(優位性)をうまく(顧客に伝わるように)打ち出せている企業は、割と少ないように感じました。
それは、技術のコモディティ化が進んだからでしょうか。技術の専門性が高いからでしょうか。ただ、よりコモディティ化が進む消費財でも、技術専門性が高い医療分野でも、競合優位性や特長をうまく説明している例もあります。また、実際に、一部には、優位性をうまく説明できている企業もありました。従って、それらは技術のコモディティ化も技術の専門性の高さも、優位性を打ち出せない理由にはなりません。
これは私の思い込みに過ぎないのかもしれませんが、私が仮説として考えたことは、BtoB製造業・生産財メーカーには、今まで大手メーカーから比較的安定した受注があった企業が多く、新規取引先を獲得する機会が少なかった。そのため、PR・マーケティング分野が発展途上であり、優位性をうまく打ち出せていない企業が多いのではないでしょうか。裏を返せば、今後はBtoB製造業・生産財メーカーのPR・マーケティング分野は成長の余地が大きいのではないかと考えます。
私もBtoB製造業・生産財メーカーのマーケティングを研究しようと、書籍を探したりしていますが、生産財マーケティングに関する書籍が、思いのほか少ないことに気づきました。書籍に書かれてある事例もBtoCの企業のものが多く、BtoBの事例は限られています。
それならば、私自身が生産財のPRマーケティングについて、まとめてみたいと考えるに至りました。特に中小企業向けの内容をレポートにまとめることを、今後の自分自身の宿題と考えています。(もしご関心がありましたら、お知らせください)
今回は、そのレポートにも盛り込むべき要素ですが、製品の優位性を表す方法について、先の展示会で気づいたことを少し紹介させていただきます。
自社の製品について、「この製品はここが優れています」と説明する企業が多いのですが、その言葉だけでは、ほとんどの方は実感を持って受け止めることができません。少なくとも、何らかのエビデンス(証拠)による説明がなければ、説得力がありません。
自社製品の優位性を示すために、例えば自社製品と他社製品(または従来製品)を比較実験したデータを、グラフ化してビジュアルで示すことは有効です。可能であれば、その実験を動画撮影して見せるのも効果的です。あるいは比較実験をその場で生で行ったり、実験した結果の実物を見せたりすることができれば、さらにインパクトが増します。
先日の展示会でも、特殊な材料を使ったねじの、腐食しにくいという優位性を示すために、そのねじと、通常の材質のねじとを比較実物して、一方は錆びていない、もう一方は錆びた実物を展示している企業がありました。素人にもその優位性や必要性が分かる、秀逸な展示でした。
ビジュアルで説明するために、実験・測定機器を使うことを検討してもよいかもしれません。例えばあるメーカーでは、振動に強い製品を説明するために、振動装置と計測装置を持ち込み、自社製品と他社製品を振動実験して、測定装置のグラフをディスプレイに映しだすことにより、自社製品が振動に強いことを説明していました。これも参考にすべき好例です。
これらの工夫は展示会だけに言えることではありません。これらを応用して、会社のWebサイトでも、カタログでも、プレスリリースや記者説明会においても、同じように、競合優位性について、インパクトのある説明をすることが求められています。
最後に、製品や技術の優位性は重要ですが、それだけでは売上にはなりません。顧客に「この会社・製品は優位性がある」と伝えることができて初めて、売上に繋がります。つまり、「技術的な優位性」と同じぐらい、「情報発信の優位性」は重視だと言えるのではないでしょうか。